火曜日

PC電源から12V, 20Aを取り出す

10年物の電動ドライバーが最近、充電してもすぐに電池が切れて長く使えません。充電池がへたっているようですが新品の充電池の高いこと高いこと、本体を新しく購入したほうがいいくらいです。そこでACからDC電源を通過して12V動作できないかと考えていろいろ試行錯誤しました。5AぐらいのACアダプターだととりあえず回ることは回るのですが負荷をかけると止まったりして真面に動作しません。正常に動作させるには基本、20Aぐらいは必要かもしれません。となると安価に作れるのはPC電源ユニットだけではないでしょうか。そこで、余っているPC電源を安定化電源に改造してそれに電動ドリルをつなぐことにしました。さて、作業に使えるパワーが出るでしょうか?。作業は電源の外側を外して中の配線コードを色分けし(黒(-)、黄色12V、赤5V、橙3.3V、緑、その他)まず最初に緑線と黒線を1本づつつなぎます。これによって電源のスイッチを入れるとファンが回り動作するようになります。今回、必要なのは12Vだけですから黄色線12V、2本、黒線2本を残して後は切断します。あとは、適当に取付けコネクタにつなぐだけの作業で電源改造が完了します。電圧が出ない場合は赤線の5Vに抵抗をつけて黒線とつなげてみてください。
結論を言うと、十分すぎる回転とトルクが出てます。まぁ、コンセントのないところでは使えませんが室内での使用では問題ないでしょう。

【作成する上での注意点】                           
1、取っ手がつけれること
工具などいろいろな物やいろいろな場所で使用したいと考えている場合は結構重要なことで電源は結構、重いです。上部に大きなファンがついているタイプはファンの為に取っ手を付けることができません。サイド面からステーを上部に回す方法もありますが見た目が悪くなります。なるべく上部にファンのないものがスッキリ作れると思います。

2、コネクタジャック(取付具)は2種類用意したほうが便利

3、中古の電源を使用する場合は、コンデンサーの頭が膨らんでいないか必ずチェック
自分の場合は2本膨らみと液漏れがありました。2本とも国産コンデンサに交換。

4、必要のないものは省く
電源にもよりますが内部の空間に余裕のあるものと無いものがあります。自分のものはキツキツで12Vだけにしましたが、なるべくシンプルに。
   

とても静かです。

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