木曜日

充電池式ドリルドライバーのAC→DC改造


Hitachiの電動ドライバーの電池がへたって使えなくなったので、その充電池の側を利用して配線し、12Vの電源につなぎ使用できるように改造しました。もちろん本体はそのままですから今まで通り充電池も使用できます。
ACアダプターの場合は電流が5Aぐらいまでのものが多く、それだと回転はしますが負荷をかけれません。最低でも15Aぐらいは必要だと思います。そこで、余ったPC電源ユニットを少し改造しそれを利用します。(以前、改造したものを利用しました)回転、トルクとも問題なく正常動作しました。余ったPC電源と使えなくなった充電式工具の有効利用でした。



作り方は、1、分解して接点を残し電池だけ抜く
     2、 筐体に穴を開け、電気コードを入れる
     3、電気コードを半田付けする(+-があります)

これだけです。重要なのは大きな電流が流せる電源で、電源さえあれば12V工具はほとんど使用できると思います。

火曜日

ALINCO(アルインコ) の安定化電源の修理

しばらく前からいつか修理しようと放置していたアルインコの安定化電源。症状は電圧調整のボリュームを回しても電圧が出ない、尚且つ安定せずフラフラで使用できない。そこでネット情報を集めて「これか?」という部品を交換してみたりしましたが症状はかわらず。あきらめて廃品に出そう思っていましたが、ふと、「ボリュームが原因だったなら接点復活剤でなおるかも」とひらめきが・・・。外側を開けて内部からボリュームに向けて接点復活剤を吹き付けてみたら、あらら・・。しっかり電圧が出て針もふらふらせずに安定してるではありませんか。やってみるものです。儲けた気分。
原因はボリューム接点の酸化皮膜を形成 ということのようです。
 なんの意味もなかった交換した部品

 結局、このスプレーだけで修理完了
 めでたし、めでたし。

PC電源から12V, 20Aを取り出す

10年物の電動ドライバーが最近、充電してもすぐに電池が切れて長く使えません。充電池がへたっているようですが新品の充電池の高いこと高いこと、本体を新しく購入したほうがいいくらいです。そこでACからDC電源を通過して12V動作できないかと考えていろいろ試行錯誤しました。5AぐらいのACアダプターだととりあえず回ることは回るのですが負荷をかけると止まったりして真面に動作しません。正常に動作させるには基本、20Aぐらいは必要かもしれません。となると安価に作れるのはPC電源ユニットだけではないでしょうか。そこで、余っているPC電源を安定化電源に改造してそれに電動ドリルをつなぐことにしました。さて、作業に使えるパワーが出るでしょうか?。作業は電源の外側を外して中の配線コードを色分けし(黒(-)、黄色12V、赤5V、橙3.3V、緑、その他)まず最初に緑線と黒線を1本づつつなぎます。これによって電源のスイッチを入れるとファンが回り動作するようになります。今回、必要なのは12Vだけですから黄色線12V、2本、黒線2本を残して後は切断します。あとは、適当に取付けコネクタにつなぐだけの作業で電源改造が完了します。電圧が出ない場合は赤線の5Vに抵抗をつけて黒線とつなげてみてください。
結論を言うと、十分すぎる回転とトルクが出てます。まぁ、コンセントのないところでは使えませんが室内での使用では問題ないでしょう。

【作成する上での注意点】                           
1、取っ手がつけれること
工具などいろいろな物やいろいろな場所で使用したいと考えている場合は結構重要なことで電源は結構、重いです。上部に大きなファンがついているタイプはファンの為に取っ手を付けることができません。サイド面からステーを上部に回す方法もありますが見た目が悪くなります。なるべく上部にファンのないものがスッキリ作れると思います。

2、コネクタジャック(取付具)は2種類用意したほうが便利

3、中古の電源を使用する場合は、コンデンサーの頭が膨らんでいないか必ずチェック
自分の場合は2本膨らみと液漏れがありました。2本とも国産コンデンサに交換。

4、必要のないものは省く
電源にもよりますが内部の空間に余裕のあるものと無いものがあります。自分のものはキツキツで12Vだけにしましたが、なるべくシンプルに。
   

とても静かです。